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日本は水の豊かな国?

日本は水が豊富と思われている事が多いのですが、実は世界に比べてそんなに豊富ではないのです。
1993年の統計ですが、日本の水道の総取水量は166.6億立方メートルです。
その内訳ダムが36.9%、河川が33.1%取水しています。

まあ、ダムのお水はもとは川から集めた水です、川の水のもとは雨です。
実はその雨、通常降水量といわれますが、実はイランの2分の1、サウジアラビアの4分の1しかないのです。

「え??けど、イランとかサウジアラビアは砂漠ばかりじゃないの??」

と思われる方も多いと思いますが、実は人口が違うのです。日本の一人あたりの雨量が少ないのです。世界平均の年間1人あたりの雨量は約3万4000ミリ、一方日本は6000ミリしかないのです。
1人あたりで考えれば世界平均の5分の1しかありません。

水が足りない?!

しかも降った3分の1は洪水などで流れていしまい、残りの3分の1は蒸発してしまいます。
ですので実際ダムなどに残る水は降水量の3分の1程なのです。

また昔と比べると住宅設備の性能向上によって、より多くの水が必要になっているのが現状です。
そのため、日本では世界各国に比べて上水設備が多いのです。

近年では、ダム等だけでは水が足りなくなっています。上流だけの利用では足りなくなり、 下流の「こんな汚れた水を使っていいんだろうか?」と思うような場所の水を使っているのが現状です。

塩素は必要なのか???

結論から述べると必要です。

塩素は水を細菌などの繁殖から守る為はどうしても必要なのです。
塩素処理をしなければ、水道水は飲めるような水にはなりません。
アンモニアやプランクトン、細菌類、有機物などは塩素によって除去されています。
水道の安全性などを考えると塩素などの投入は仕方がない事です。
もし塩素が入っていなければ、日本中に様々な伝染病が発生してしまう恐れもあります。

ですので、夏場などの細菌が繁殖しやすくなる時期は塩素の量がどうしても多くなってしまいます。

そして最近では水質の悪化にもより塩素の量が昔と比べて多くなっているのが現状です。
残念な事にこの塩素が、水を不味くしている要素でもあるのです。
その上お水の中にアンモニアなどが入っていると塩素と化合して刺激的なニオイを発する要因にもなってしまいます。

塩素は必要か?

しかも、浄水場の工程は沢山あるように思われがちですが、実は単純に汚れを沈殿させろ過をする。それに塩素を投入する。簡単にいえばこの工程だけです。

上でも述べたように最近は上流だけではお水が足りず、汚れた下流のお水を使っています。
仕方のない事なのでしょうが、塩素の量を今まで以上に大量に増やすしかないのです。

ですので、都会のお水は田舎のお水と 比べ塩素の量などが多く、田舎のお水と比べると不味いのです。
しかも、その塩素が最近では発がん性物質を含んでいることがあげられています。いわゆるトリハロメタンです。

飲用水の汚染???

近年お水の汚染問題が問題化していますが、工業排水、都市の生活排水の増加と共に確実に酷くなってきているのが現状です。飲用水には700以上の有機および無機の化学物質が含まれている地域もある事が確認されており、そのなかには癌、奇形、中枢機能低下、 ホルモンかく乱、その他の病気を引き起こすものがある事が分かっています。

アメリカでは、水に起因する疾病で毎年900,000人が病気にかかり、900人が死亡していると推測しています。
"Natural Resources Defense Council"によると、アメリカでは1991年から1992年までの間にフェニックス市だけで 実に17,364件のEPA水質検査基準の違反が報告されています。

ゴミの不法投棄は形跡が残りますが、化学薬品などの場合は地下に浸透して形跡を残しません。
行政の水質基準、指導、メーカーの姿勢、基準の数字の根拠・妥当性、実態の情報開示の程度を考えるととても進んでいるとは思えません。
大半の人が日常飲んでいる水の安全性に不安を覚えるのは仕方のない事ではないでしょうか。

水質汚染

日本では情報開示が進んでいないため本当の実態はつかめないのが現状ですが、アメリカより勝っているとは思えません。
水の汚染が考えられないような田舎で、突然汚染の実態が報告される例などは、一部の心無い業者による不法投棄やゴルフ場等での農薬の散布などの原因と考えられるでしょう。(特に不法投棄は許せない事です)

水が体に有毒かどうかを議論または調査する事は進めていかないといけない事です。
各家庭では十分考えた上でいかにして家族を危険要因のリスクから守るかが重要な問題になっています。

しかし最初から水を汚さないような生活を考えることがまず一番大切です。
水の汚染原因の第1位は、家庭からの生活廃水なですから。